プラハ&ロンドンへ


本日から10日間の旅。まずは、ロンドン経由でプラハに向かいます。ブリティッシュエアウェイズに乗ったわけなのですが、お腹がものすごく空いているのに、全く口に入れる気になれない、得体の知れないドロドロした離乳食のような機内食を出して来るあたり、さすが英国だぜ!と妙に感心&納得。

時間と共に空腹の度合いは増すばかりなのですが、その度にポソポソしたビスケットやら、パサパサしたパンやら、口の中の水分という水分をすべて奪い去るような食べ物ばかり出して来るので、これまたさすが英国だぜ!とまたまた感心、そしてあきらめ。というわけで、寝る。ひたすら寝る。そして、気がつけばロンドン到着。早っ!しかし、異常なほど空腹です。

着いてみると、ヒースロー空港がやたらと美しく、近代化していてビックリ!そういえば、来年はオリンピックなのですね。何となく薄暗いイメージのあった空港が、ピカピカのキラキラでした。というわけで、気を取り直してサーモンと牡蠣とワインにします。乗り継ぎ時間を、すべて空腹を満たすために使ってやります。

そうこうしている間に、4時間経過。早っ!で、プラハに向かいます。乗ってしまえば、ロンドンからは2時間なのであっという間にプラハ着。そしてタクシーでホテルへゴー!何だかんだでホテルに着いたのは23時頃だったので、この日は部屋でビールを飲んでおとなしく寝るとしました。

今日から


ちょっと遅めの夏休みで、今日から10日間ほど旅に出ます。行先はチェコとイギリス。

チェコ行きは8年越しくらいの夢だったのでワクワク。ビールがジョッキで150円くらいだそうで、ますますワクワク。そして飲みすぎて粗相をしでかさないか、かなり心配。成田空港中の「ウコンの力」を買い占めるべきか悩む。とりあえず、しでかさないように気をつけて行ってきまする。

ウーたん、いい子にしててね~。


7月26日、ブーニン、中村紘子、山下洋輔という超強力個性派ピアニストが一堂に会してコンサートをする!というわけで、サントリーホールに行ってまいりました。このコンサートは、震災孤児チャリティーコンサートという事で、日本側がブーニンをゲストで呼んだのかと思いきや、何と主催者はブーニンで、中村紘子と山下洋輔がブーニンに頼まれてゲストで出演しているというから、こりゃまたすっかりたまげました。

コンサートが始まる前にブーニンから、「日本を復興する少しでも手助けがしたい、自分は日本が本当に大好きなんです!」という挨拶があり、紘子さんや山下洋輔も出てきて、「とにかく楽しい熱いコンサートにしたい!」とメッセージがあり、それぞれの思いが言葉として観客に伝えられ、普通のコンサートとはまた違うスタートを切ったのでした。

まず始めの演奏は、主催者ブーニン。次に続く2人に花を持たせようという心意気なのか、いつものブーニンらしい手に汗握る緊張感、表現力、演奏力という感じではなく、子供たちにも楽しめるような穏やかで優しい演奏でした。それはそれですごく良かったのですが、個人的には、やっぱりブーニンはドラマチックな演奏をしている方が好きだなぁ。

その昔、19歳のブーニンが弾くショパンを初めて聴いた時は、子供ながらに大感動し、それと同時にどう見ても40歳くらいにしか見えないブーニンの風貌とおじさんメガネのデザインにも度肝を抜かれたものでした。まぁ、今もビジュアルはその時とほぼ変わっていませんが。やっと実年齢が追いついたか・・・。でも、情緒的な演奏はやっぱり健在で、賛否両論ありますが、私はブーニンの演奏が大好きです。

さてさて2人目は中村紘子さま。出てくるだけで貫録というかオーラというか妖気というか、すごいです。顔を見ると何もしてなくても、つい「す、す、すいません!」と謝りたくなります。大物ってこういう人を言うんだろうなぁ。

あ、今の今まで忘れていたのですが、そういえばこの日の指揮がひどかったんです。あんまりこういう事は書かない主義なのですが、あまりにあまりにひどすぎてステージに降りて行って注意をしたいくらい、指揮がひどかったんです。やる気ゼロ。何の感情もなく指揮棒をただ縦横に振るだけ。いかんだろ、それは!交通整理じゃあるまいし!!

・・・と、怒りのあまり毛が抜け落ちそうになる私でしたが、そこはさすが紘子さま。指揮者の事は思いっきり無視し、ピアノを弾きながら完全に体をオケの方に向け、楽団員にガンを飛ばしながら気迫の演奏。オケが気の抜けた演奏なぞしようものなら、後でハイヒールで殴りつけにいきそうな勢いです。いやたぶん、行くでしょう。そんなわけで、ブーニンの時と同じ指揮者、同じオケなのに、紘子さまの気迫と鬼の形相により、見違えるような演奏になっていて、「わぁ、これぞライブだなぁ!」と感動してしまいました。

紘子さまはベテランなだけに色々と言われたりしていますが、いつ観ても思うのは、この方の観客に対しての「絶対にすごい演奏を聴かせてやる!あなたたち、ただでは帰らせないわよ!」という気迫と気合いって半端じゃないなぁということ。「1クールのレギュラーより1回の伝説」。ピアニスト界のエガちゃんですね。そういうのを、「重鎮」という立場にいながらも、ずっとやっているってすばらしいと思います。

そして3番目は山下洋輔。「あんたがたどこさ」をモチーフに、自身で作曲したという「仙波山」を、上記の指揮者とオケと共演。ここまでアバンギャルドな曲になると、もはや気の抜けた指揮者の有無なぞ関係なく、オケも必死に演奏するので、洋輔さんとオケとのいい感じのせめぎ合いが観られてとっても楽しい演奏でした。

いやぁ、それにしても・・・ピアノ上手すぎ!!こんな事書くのも失礼な話ですが、あまりの技術力の高さに、開いた口がふさがらず、ショパンやラフマニノフもびっくりの技巧的な楽曲を、ニコニコと楽しそうに優雅に弾くお姿が、あまりにまぶしかったです。白のタキシードもまぶしかったです。イカす。

そして最後は、ブーニンと紘子さまの連弾。モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」です。今回は2楽章の演奏でしたが、1楽章は「のだめカンタービレ」で、のだめと千秋先輩が連弾していたあの曲です。のだめと千秋先輩が、ブーニンと紘子先輩にチェンジ・・・。ゾゾゾ・・・・・・。

いや、そんな事はどうでも良いのですが、演奏を始める前にブーニンから曲の説明があり、
「今回僕は初めて第2ピアノを担当し、紘子先生の伴奏をさせていただくことになりました。」
というと、すかさず紘子さまが、
「あら、あなた、第2ピアノは伴奏なんかじゃなくってよ。第2の方が難しいんでございますわよ。」
とピシャリ。それを受けブーニンが弱々しく
「激励のお言葉、どうもありがとうございました・・・」
と言って演奏を始めたのがあまりに印象的でした。恐るべき縦社会・・・。演奏は、普通に良かったです。

そんなわけで、普段まとめて聴ける機会はまずないであろう超個性派、超大物の3人の演奏、三者三様で本当にすばらしく、3人合わせればピアノだけで国1つくらい滅ぼせるんじゃないか・・・というくらい、ものすごいパワーがありました。いや~、いいもの見せていただきました!

■ プログラム ■

1: モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 演奏:S.ブーニン
2: グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 演奏:中村 紘子
3: 山下 洋輔 ピアノ協奏曲「仙波山」 演奏:山下 洋輔
4:モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 演奏:中村 紘子 & S.ブーニン


さてさて、今回もやたらと食べました!毎日、重労働だったからね、しかたないよね、うん。一緒に出張に行ったKさんも、私と同じくかなりの肉食。というわけで、肉率高し!日々、ここに載せきれない程の肉祭り。おかげ様で、2人とも帰国後仲良く2キロ増。ありがとうございます。

おいしさはというと、まぁおいしい。感動するほどおいしいというわけではなく、まぁおいしい。でも、お腹ペコペコで食べると、やっぱりおいしい。そして、見た目のボリューム感が、いやがうえにもテンションを上げる。というわけで、肉バンザイ!


続いては、お肉以外でおいしかったもの。今回の旅で1番おいしかったのは、写真1枚目のアルザス風ピザ!あまりにおいしくて、2回も食べに行きました。薄~いパリパリのピザ生地に、ちょっぴりクセのあるチーズ、塩気のあるスモーク感強めのベーコン、ホクホクのジャガイモ、柔らかくて薄切りのオニオン。絶妙の組み合わせだね。全員キャラが立ってるね。こりゃ参ったね。かなり大きめのピザでしたが、2回とも5分くらいで完食した気がします。ほんとにおいしかった!日本でも売ってほしい!

2枚目のサーモンと3枚目のフォアグラもすごくおいしかったはずで、写真を選んでいる時は詳細を書く気満々だったのですが、今ピザの事を書いていたら、すべて記憶が飛びましたです。それくらいピザは絶品でした!


最後はデザート。今回は、デザートに呪われた旅でした。山の中のホテルで近くにレストランなどもなく、毎日ホテルの夕食を食べていたのですが、どんなにおいしい前菜、メインが出てきても、最後のデザートで必ずテンションを下げられる日々。どうやってもまずくなりようがないようなシフォンケーキですら、わけのわからないジャムをトッピングしてみたり、シンプルなアイスかと思いきや、その上に「これは消毒用ですか?」と思わず質問したくなるような珍妙な香りのアルコールを大量にぶちまけてみたり。日々、トンチのきいたデザートをありがとうございます。

そんな中、おいしかったのはこの2つ。どちらもシンプルで素朴なお味ね~。デザートはシンプルでいいのね~。

そんなわけで、今回の出張も愉快痛快でした。そしてよく食べた!次回は1キロ増くらいに抑えたい所存でございます。


長らく放置プレイだったフランスレポート。いまさらですが、続きを書いてみたりなんかして。もう忘れてる事も多かったりなんかして。

素敵なストラスブールを1日で離れ、いよいよお仕事の現場へ。ストラスブールから電車で1時間弱、そこから更に車で30分くらいの山間部。いわゆるアルザス地方というやつです。個人的には「オシャレになった箱根」と解釈。

駅から車に乗って、山間部にどんどん入って行くにつれ、その景色の美しさ、のどかさ、空気のあまりのおいしさに感動。ゾワゾワゾワりときました。無防備に草をムシャムシャしている馬ちゃんもかわいい。おいしいワインになるであろうブドウ達の畑も素敵。ワインをがぶ飲みしたくなりましたが、そこは我慢。仕事だ!いや、ちょっとならいいか。いや、仕事だ!

というわけで、石の買い付け現場へ。わ~お!石がいっぱい!って、当たり前なのですが。ほとんどの業者さんが野外テントで石を陳列しているので、太陽光の反射もあってキラキラやたらとまぶしく、そしてやたらと暑い。常夏か!しかも22時くらいまでまったく暗くならないと来た。もともと地黒の私が、ますますコンガリ焼けていく~。やめて~。

以前行ったアリゾナのGEM SHOWとは全然雰囲気も違い、開放的というか、自由すぎるというか、野性味溢れる石が多いというか、逸品を見つけるのにかなりの気力と時間を要する気配がプンプン。でも、その分素敵な石や業者さんと出会えると、喜びも2倍、3倍。

色々な国の業者さんと話していると、本当にたくさんの人が地震や津波や原発の事を、興味本位やただの社交辞令ではなくて、心から心配してくれているのがわかる。ともすれば、すっかり鈍感になってしまっている日本人よりも、真剣に考えている人も多い。

「日本はこれから大丈夫なの?」「水は安心して飲めるの?」「食べ物は安全なの?」「日本の政府は本当の事を言ってるの?」と、どれも決して胸を張って「大丈夫です!」と言えないことばかり。ドイツ人の業者さんは「日本人はいつも大丈夫、大丈夫と言うけれど、ダメな時は正直にダメと言ったほうが良いと思うよ。」と、ごもっともすぎる意見を言っていた。でも、そんな会話をしつつも、みんなすごく温かくて、本当に心配してくれている事がわかった。海外の方々のそういう気持ちや思いに触れられたのも、とっても良い経験だったなぁと。


さてさて、で、GEM SHOWの会場はというと、なぜかあちこちで謎の演奏が繰り広げられているのです。ボンゴやジャンベばかりのパーカッションクループやら、新宿の西口でよく演奏していそうな民族音楽のグループやら、謎のトリオやら。上の写真のトリオは、終始仏頂面なのに、朝から晩まであちこちで黙々と演奏しているのが面白かった。3人ともものすごくつまらなそうな顔で演奏するのですが、曲はかなり明るくご機嫌な曲調で、そのギャップに萌え~とくるかと思いきや、全然きませんでした。

他にも、昔ならではの石の切り出し?カット?・・・まぁ、石を手作業で細かくするデモンストレーションをしていたり、子供たちに研磨の仕方を教える場があったりと、様々なイベントが。チラチラと見つつ、楽しみつつ、ガッツリと石を探し回る日々。毎日重労働ではありましたが、本当に貴重な経験盛りだくさんで楽しかった!

それにしても22時くらいまで煌々と太陽が輝いているので、19時くらいからビールを飲んでいても、昼間っから飲んでいる気分で何だか妙な罪悪感。でも、この罪悪感が好きなのですがね。そして23時くらいには毎日寝ていたので、やっと夕方になってきたかな・・・くらいの明るさの中で眠るというのも、これまた何だか妙な罪悪感。でも、この罪悪感が好きなのですがね。

そんなわけで、今度は食べ物レポートでもしようっと。

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