旅行メモ 一覧

アリゾナレポート 2012

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1月27日~2月3日まで、買い付けの仕事でアリゾナのツーソンへ行って来たのでした。

思えば、ピンチヒッターとして突然出張に同行させていたくことになったのがちょうど1年前。出発10日くらい前にお声をかけていただいて、ほぼ二つ返事で「はい!行きます!」と言った私。暇人か!でもそれが、その後の生活を一新させるきっかけとなったのでした。そして、あれから1年。フランス、ドイツの買い付けを経て、今回は私にとって2回目のツーソン買い付けです。

今回は今までの出張よりも日数も長く、朝から晩まで毎日ほぼ休みなくツーソン中に点在するミネラルショウの会場を歩きまわり、探し回り、交渉しまくりのかなりハードな旅。でも、他のショウでは見つける事のできないような、希少な石や新種の石に出会えたり、世界各国から来る業者さんやバイヤーさんと話せたり、今回もとっても貴重な体験ができて、何とも刺激的で愉快な出張でした。

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しかーし、食べ物が十中八九、罰ゲーム並みのまずさなのは本当にどうにかしていただきたい!慎重なチョイスを怠り、ノリでお店のおすすめっぽいものをオーダーしてしまうと、生き地獄をさまよう事に!一体何日取り替えてないんですか・・・?という臭気の漂う油ギトギトの肉の塊やら、マーガリンを大量にまぶしたコールスロー、茶色く変色したアボカドを大量に挟んだハンバーガーなどなど、「アメリカだからワイルドなんだね!」では納得できない、つっこみどころ満載のフードの数々。さすが、フライドポテトもオニオンフライもサラダだと言い張る国、アメリカ。

出張後半は、背中やデコルテに今まで見た事もないような湿疹が現れ、お風呂に入るたびに鏡の前で「ひいぃぃぃぃ!!」と雄たけびを上げつつ、夕食だけはタイ料理、日本料理、ベトナム料理を無理矢理ローテーションし、何とか高血圧、高血糖、高脂血症などから逃れることに成功したのでした。トホホ・・・。

無事に帰国し、体重計に乗ってみると・・・へ、減ってる・・・。今まで色々な所を旅してきましたが、旅行の後で体重が減っていたのは初めてです。確かに、一口食べてあまりのまずさに戦慄し、その後食欲が皆無に・・・という事がちょいちょいあった・・・。一体どれだけまずい料理を取りそろえているんじゃ、ツーソン!

そんなわけで、食事面ではかなり苦行を強いられた旅でしたが、本業の方はハードながらもすばらしい経験ができたのでした。そして、次回はフリーズドライのご飯やみそ汁を絶対に持参してやる!と堅く心に誓う私でした。

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ミュンヘンレポート最後は、やっぱりお食事編。Mineral Show会場のご飯はどれもイマイチ、タイカレーに至っては、殺人兵器か!というくらいのマズさでしたが、会場以外で食べたお料理はどれも本当においしくって、私の中のドイツ食文化に対する価値観が完全にひっくり返るくらいの感動が日々ありました。

まずは朝食編。朝は駅中のデリで食べる事が多かったのですが、これが侮れないおいしさ!サバ、サーモン、ニシンなどのマリネを挟んだ生魚のサンドイッチが定番らしく、私達のホテルの最寄り駅が国鉄にも接続している中央駅だった事もあって、出勤前の人、遠出をする前の人など、毎日たくさんの人たちがこの生魚サンドを食べていました。で、私達ももちろんトライ。初日に食べたサバサンドもおいしかったですが、その後食べたニシンのマリネサンドのおいしさには鳥肌ゾゾゾ~でした。肉厚、ジューシーで生臭さが全く無く、パンの柔らかさもちょうど良く、すべてのバランスが完璧!また食べたいなぁ。

そして、続いてはミュンヘンの朝食といえばこれ!という白ソーセージ。というか、正確には「白ビール、白ソーセージ、プレッツェル」のセットが伝統的だそう。いくらビール好きの私でも、出勤前からビールを飲んだら、その日は全く使い物にならなくなってしまいますが、平日の朝、いかにもこれから仕事だろうとお見受けする方の中にも、白ビールを飲んでいらっしゃる方がチラホラいて、この方々に比べたら、私のアルコール分解能力もまだまだじゃのう・・・と、妙な敗北感を覚えたり。

白ソーセージは何度か食べましたが、ダントツでおいしかったのが「Andechser am Dom」!ここではアップルパイも食べたのですが、温かいバニラソースに浸ったパイを口に入れた途端、私の中のアップルパイの歴史が塗り替えられました!革命!アップルパイ革命!!りんごの上品な甘さといい、パイの香ばしさといい、バニラソースの絶妙なクリーミーさといい、このメニューを考えた人にドイツ国民栄誉賞をあげたい!ちなみにここは、プレッツェルも気絶するほどおいしく、帰国する日の朝に行ったので「これを6枚日本にお土産にしたいんですけど!!」と懇願するも、「そんなの、半日もしたらカチカチになるぜ~」と満面の笑みでウエイターさんに言われ、泣く泣く諦めたのでした。

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さて、こちらは夜ごはん編。見た目的には「肉の祭典」な感じですが、これが実際食べてみると見た目以上にあっさりしていて、私の胃腸が強靭というのもあるとは言え、意外と体にも優しい感じ。煮たり茹でたりした料理や、揚げものでもカツレツのように油少なめの料理が多いからか、旅行終盤にアジア料理が食べたくなったり、粗食にしたくなったりすることもなく、毎日おいしくドイツ料理をいただきました。

ビアホールはどこも広々としていて、適度な喧騒と適度なガサツさが良い感じ。若者が多いのかと思いきや年配の方々もかなり多く、ご夫婦で来ていたり、何人かのグループで来ていたりで、みんなよく食べてよく飲む。ああいう老後って楽しそうだなぁ。そして、歳を取ってもビールも肉もモリモリ行けるって素敵だなぁ。ああなりたいものです。

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お酒はこの2種類が気に入りました。アルコールが入っていれば何でもガブガブ飲み干すと思われがちな私ですが、意外と苦手なお酒も多く、ビールの中では黒ビールはイマイチ得意ではないので、今回は「ヴァイツェン」をひたすら。飲みやすくてフルーティーなのですが、満足感もしっかりあって好みです。

そして、下は「フランケンワイン」。飲むと顔がフランケンに・・・とか、頭からビスが飛び出して・・・とか、飲みながら勝手に妄想を繰り広げましたが、何のことはない「フランケン地方のワイン」という、ただそれだけの意味でした。このワインの素敵なところは、ビンの大きさがちょうど良いこと!持ち歩くにも良さそう!って、さすがにそれはしませんでしたが、お値段もお手ごろでそれなりにおいしく、飲みやすかったです。

というわけで、ミュンヘンは本当にすばらしかった!全然期待していなかっただけに(←ドイツの方々全員に謝罪したい気分です)、感激もひとしおでした。いつか、観光でも行ってみたいものです。

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ミュンヘンの空港に降り立ってまず驚いたのは、その無駄を一切そぎ落としたクールなデザインでした。さすがテクノの国。さすがロボットの国。そのままクラフトワークのジャケットにでもなりそうな、整然とした美しい空間には目を見張るばかりで、空港だというのに、密輸でもしているのかと怪しまれるくらいのキョロキョロぶりを発揮してみました。

そのクールなたたずまいは電車のプラットホームもしかりで、電車を待つ間も乗り継ぎする時も、いちいち感嘆の声をあげてしまう程、洗練した空間が目に飛び込んできます。フランスやイタリアのおしゃれさとはまた一味違う、無機質なモダンさは、私がイメージしていた「ドイツ=無駄のない整然とした世界」の雰囲気そのままで、「そうだよ、そうだよ、それがドイツなんだよ!」とホームで妙にハイテンションに。まるで不審者です。

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かと思えば、先ほどの突き放すような無機質な美しさとはうって変わり、ちょうど紅葉シーズンに差し掛かった町並みはとっても温かみを感じる風景で、これまた美しい。無機質の美と生命力あふれる美と両方を持ち合わせたミュンヘン。ツンデレか!と、心の中でつっこみつつ、改めてミュンヘンのすばらしさを噛みしめるわたくしでした。

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そして、滞在時期がちょうどハロウィンの日に重なっていたこともあり、街は地味~にハロウィンな感じも醸し出しつつ、それでもやはりそこは質実剛健なドイツ(←あくまでも私のイメージ)、あまり浮かれた感じもなく、静かに上品にカボチャやキャンドルを飾っていたりするのでした。

町歩きをする時間はあまり取れなかったものの、ちょっとぶらりとするだけで、ちょっと電車に乗るだけで、色々な顔を見せてくれるミュンヘン。実に気に入りました。

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帰ってきてから20日余り。そう、先月末はミュンヘンに行ってきたのでした。特においしいものも無さそうな印象だったミュンヘン。特に何の思い入れもなかったミュンヘン。特に面白そうでもつまらなそうでもなく、ボンヤリとした印象しかなかったミュンヘン。そんなミュンヘンへ、出張で行ってきたのでした。

そして、初日にして思ったのでした。ミュンヘンに何の期待もしていなかった私、反省文300枚書いてこい!!いやぁ、食事も人も街並みも、何もかもが素晴らしかったです、ミュンヘン様。几帳面さ、真面目さ加減が何となく日本人の気質と似ているように思えるからか、ドイツの方々にはどうも親近感を覚え、日本にいるような居心地の良さとくつろぎ感を常に感じながら滞在する事ができました。

さてさて、今回もジュエリーにする石を買い付けに行ってまいりました。1年に1度、ヨーロッパで1番大規模なMineral Showが開催されるのが、ここミュンヘンなわけなのです。前回買い付けに行ったフランスの会場は、ストラスブールから電車で1時間弱、そこから更に車で40分くらい行った元鉱山という、最果ての地だったのですが、今回はミュンヘンの中心から地下鉄で20分という、かなり便利な場所。しかも、幕張メッセのようなイベントホール4つすべてを会場にしているので、一度にまとめて見られてかなり便利!

GEM STONEだけではなく、化石などの展示や販売をするブースもあるので、子供たちもわんさか。なので、メッセの外には恐竜たちがいらっしゃいます。子供の頃に恐竜図鑑ばかり読みふけっていた私は、恐竜を目の前にテンション急上昇だったのですが、そこはお仕事。後ろ髪をひかれまくりつつ、戦場となる買い付けブースへと向かうのでした。

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会場中を駆け回り、吟味し、交渉し、かなりハードな日々でしたが、美しい原石を見たり、活気あふれるブースの空気を感じたり、世界中の人々と話したりしていると、やっぱり笑顔になってしまいます。そんなわけで、終始楽しく買い付けをさせていただいたのですが、ただの1度だけ、その笑顔を一瞬で凍りつかせる出来事が!

それは、会場で売っていたタイカレーとチャイ!!ギョヘ~甘い!!マズすぎる!!!何だかよくわからない野菜の切れ端を、砂糖とヨーグルトと謎の香辛料で煮詰めた感じのひどいお味!そしてチャイも酸っぱい!甘い!よくわからない!!大パニック!!!

普段は「食べ物は残さない」を信条に生活している私ですが、さすがにひとくちでギブアップ。ひとくちで残すなんて、生まれてから初めてかと。思わぬところでドイツの破壊力を見せつけられたりもしましたが、それ以外はすばらしい出張だったのでした。

明日から

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明日から出張で6日間ほどミュンヘンへ行って来ます。初ドイツ。ドイツに行ったことがある友人数人に「ドイツの食事っておいしかった?」と聞いてみると、そろいもそろって
「覚えてない。」
「記憶にない。」
「普通だった気がする。」
と、うすボンヤリとした記憶しか残っていない模様。感動するほどおいしくもなく、罵倒するほどまずくもなく、普通すぎて記憶に残っていないだけなのか。記憶を抹消される何やらかが入っていたりなんかして。といいつつ、ソーセージとビールには期待。かなり期待。

そして、例によって例のごとく、準備が全然終わっていないにも関わらず、すでに眠くなってきてしまったわたくし。そして明日は朝7時には家を出なくてはいけないらしい。そんなわけで、がんばりま~す。

あ!ちなみに、私が留守の間も、代々木八幡の美容室「HAKU」での展示はさせていただいております。10月末までの予定でしたが、オーナーのはからいで11月5日までに展示を延期していただきました!お時間がある方は、ぜひ足をお運びくださいませ。

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「城市×シノ・ナカムラ」
2011年10月1日(土)~11月5日(土)

場所:Hair & Make 「HAKU」
WEB/http://www.haku-you.jp/
地図/ http://shinonakamura.com/img/haku_map.gif
住所/渋谷区上原1-3-5 プラムボックス1F
電話/03-3485-8919
営業時間/10:00 - 21:00 (Hair & Makeは20:00最終受付、月曜休業)
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