フランスレポート 【お仕事編】


長らく放置プレイだったフランスレポート。いまさらですが、続きを書いてみたりなんかして。もう忘れてる事も多かったりなんかして。

素敵なストラスブールを1日で離れ、いよいよお仕事の現場へ。ストラスブールから電車で1時間弱、そこから更に車で30分くらいの山間部。いわゆるアルザス地方というやつです。個人的には「オシャレになった箱根」と解釈。

駅から車に乗って、山間部にどんどん入って行くにつれ、その景色の美しさ、のどかさ、空気のあまりのおいしさに感動。ゾワゾワゾワりときました。無防備に草をムシャムシャしている馬ちゃんもかわいい。おいしいワインになるであろうブドウ達の畑も素敵。ワインをがぶ飲みしたくなりましたが、そこは我慢。仕事だ!いや、ちょっとならいいか。いや、仕事だ!

というわけで、石の買い付け現場へ。わ~お!石がいっぱい!って、当たり前なのですが。ほとんどの業者さんが野外テントで石を陳列しているので、太陽光の反射もあってキラキラやたらとまぶしく、そしてやたらと暑い。常夏か!しかも22時くらいまでまったく暗くならないと来た。もともと地黒の私が、ますますコンガリ焼けていく~。やめて~。

以前行ったアリゾナのGEM SHOWとは全然雰囲気も違い、開放的というか、自由すぎるというか、野性味溢れる石が多いというか、逸品を見つけるのにかなりの気力と時間を要する気配がプンプン。でも、その分素敵な石や業者さんと出会えると、喜びも2倍、3倍。

色々な国の業者さんと話していると、本当にたくさんの人が地震や津波や原発の事を、興味本位やただの社交辞令ではなくて、心から心配してくれているのがわかる。ともすれば、すっかり鈍感になってしまっている日本人よりも、真剣に考えている人も多い。

「日本はこれから大丈夫なの?」「水は安心して飲めるの?」「食べ物は安全なの?」「日本の政府は本当の事を言ってるの?」と、どれも決して胸を張って「大丈夫です!」と言えないことばかり。ドイツ人の業者さんは「日本人はいつも大丈夫、大丈夫と言うけれど、ダメな時は正直にダメと言ったほうが良いと思うよ。」と、ごもっともすぎる意見を言っていた。でも、そんな会話をしつつも、みんなすごく温かくて、本当に心配してくれている事がわかった。海外の方々のそういう気持ちや思いに触れられたのも、とっても良い経験だったなぁと。


さてさて、で、GEM SHOWの会場はというと、なぜかあちこちで謎の演奏が繰り広げられているのです。ボンゴやジャンベばかりのパーカッションクループやら、新宿の西口でよく演奏していそうな民族音楽のグループやら、謎のトリオやら。上の写真のトリオは、終始仏頂面なのに、朝から晩まであちこちで黙々と演奏しているのが面白かった。3人ともものすごくつまらなそうな顔で演奏するのですが、曲はかなり明るくご機嫌な曲調で、そのギャップに萌え~とくるかと思いきや、全然きませんでした。

他にも、昔ならではの石の切り出し?カット?・・・まぁ、石を手作業で細かくするデモンストレーションをしていたり、子供たちに研磨の仕方を教える場があったりと、様々なイベントが。チラチラと見つつ、楽しみつつ、ガッツリと石を探し回る日々。毎日重労働ではありましたが、本当に貴重な経験盛りだくさんで楽しかった!

それにしても22時くらいまで煌々と太陽が輝いているので、19時くらいからビールを飲んでいても、昼間っから飲んでいる気分で何だか妙な罪悪感。でも、この罪悪感が好きなのですがね。そして23時くらいには毎日寝ていたので、やっと夕方になってきたかな・・・くらいの明るさの中で眠るというのも、これまた何だか妙な罪悪感。でも、この罪悪感が好きなのですがね。

そんなわけで、今度は食べ物レポートでもしようっと。

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