アリゾナレポート 【お仕事編】


この日からは、お仕事開始。あ、何のお仕事かと言いますと、普段ジュエリーサイトのページ制作や更新のお仕事をさせていただいているのですが、今回その買い付けにも同行させていただくことになり、こうしてアリゾナ州のツーソンまでやってきたのでした。

毎年ツーソンでは、1月末から2月末くらいまで、「Gem Show」という、世界各地から宝石・鉱物・化石のディーラーやバイヤーが集まるイベントが開催されているのです。ホテルやコンベンション・センターのような立派な建物から、野外テントのような簡易な施設まで合わせると、100ヶ所以上の場所で石が売り買いされ、どこもかしこもキラキラ、キラキラ!う~ん、Dazed and confused。ジミー・ペイジさんもビックリです。しかも、石が美しく鮮明に見えるように過剰につけられたライトの効果で、キラキラ度数はさらに上がり、会場にいる人たちもソフトフォーカスがかかったように、3倍増しでキラキラして見えます。

各ブースは、世界中のディーラーやバイヤーが集まり、様々な言葉が飛び交います。ほとんどのブースが、親切に発掘時期や研磨方法、鉱山の状態などを教えてくれますが、中には、日本人の女子2人は子供のように見えるのか、悪玉コレステロールのような不敵な顔つきと完全にナメきった態度で接してくる、カレーで有名な国のディーラーや、餃子や炒飯で有名な国の人もいたりして、苦虫をムシャムシャと噛み潰したりもしましたが、そんな事もひっくるめて、とっても貴重な経験をさせていただきました。

中でも感動したのは、ドイツ人ディーラー達のあまりにも凄まじすぎる几帳面さと実直さ。ひっきりなしにやってくるバイヤー達が触った、米粒大ぐらいの小さな宝石何十粒をも、1粒1粒その場でクロスで拭いていき、拭きながらも笑顔で親切に接客。領収書も、商品名、価格、ディスカウント率、会社名、住所まで細かく丁寧に書き、渡す前に内訳をすべて丁寧に説明。ドイツ人ディーラーのブースはどこもこんな感じだったので、この几帳面さと実直さは、もはやドイツ人の気質なのでしょうねぇ。うーん、すばらしい。さすが、質実剛健の国。さすが、ジョークがつまらない、あ、いや、生真面目と言われる国。でも、本当に気持ちよく買い物をさせていただきました。これからはもっとソーセージやジャーマンポテトをたくさん消費して、ドイツをリスペクトしまくります。

他にも、自分たちの鉱山で採れた石の事をとっても楽しそうに説明してくれるブラジル人ファミリー、秋葉原が完璧にマッチしそうな石オタクのイタリア人、陽気でマイペースなアリゾナご夫婦、いかにも洗練された感じのニューヨークディーラーなどなど、個性的な方々とたくさん出会えて、私のアドレナリン指数もK点越え。楽しかった!

1つだけ勘弁してほしかったのは、気温変動の珍妙さ加減。到着した日は20度以上あった気温が、最終日前日にはマイナス4度に!地球のあんな南に位置しているというのに、北海道とほぼ同じ気温をもたらすとは、大寒波のやつもとんだ勘違いですなぁ。

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